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hikara71
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最近、面白い本を見つけた。
なんでも、その本によると、発想やひらめきを呼び起こす右脳を鍛えるには絶えず五感を活用して刺激を送り続けろというのだ。そのためのインプット方法として、毎日違ったコースで散歩をすると、新たな発見や気付きがあることからも良いらしい。
そんなわけで「思い立ったが吉日」、今日から今までより30分早い5時半に起床して、散歩することにした。
清々しい朝の日差しを浴びて繰り出したのだが、これが思った以上に気持ち良いものだ。蝉の声はまだ鳴り止まず、秋の足音もまだ聞こえてこない。そんな夏真っただ中でも早朝はそこまで暑さが厳しくない。
さっそく、普段どこに行くにも使うことのない路地を通ると近所だというのに、今まで見たこともない神社やマンションが目に入る。私は元来、頭の中に地図を描くのが苦手で空間認識能力が低いのだが、もしやそれは無意識的に地図を広げようとするのが億劫だとする感情があったのかもしれない。
5時台ともなると、外を出歩く人の姿もあまりない。8月中で夏休みだから児童、生徒、学生が減っているかというと、さすがにこの時間から出歩いていることは少ないと思う。もう少し遅い時間や休日になると、またパターンが変わるのかもしれない。
繰り返しになるが、いろんなことを思考しながら散歩をするのはなかなか気持ちが良い。明日はどんな発見があるかな。どうか、三日坊主にならないことを祈ろう。